透析室案内
《透析室理念》
1、あいさつ、しんせつ、いたわり、おもいやりの心
2、正確・迅速・安全・清潔に行動
3、安心して透析治療を受けられるように心がける
《医療安全》
指差呼唱を基本行動として事故防止に努めるともに、患者様に安心・信頼していただけるよう技術向上・安全確認に努めております。
《八代腎ネット》
大地震など大きな災害が発生した場合、建物の損壊、火災の発生、ライフラインの寸断により医療機関の機能が失われてしまいます。大災害の危険から患者さんと職員を守り被害をできるだけ小さくするために、日頃から十分な対策を立て、いざという時に適切な行動ができるよう八代地域における透析施設のネットワークに参加・協議しています。
施設概要
鉄筋コンクリート造5階建、非常用自家発電設備
透析室ベッド数 30床
透析設備
多人数用装置29台、個人用装置1台
透析治療内容
血液透析(HD)、処方透析、血液透析濾過(HDF)、HF、β2-MG吸着(リクセル)、シャントPTA
夜間透析
月曜日、水曜日、金曜日は夜間の11時まで透析治療を行っています。
治療時間
月・水・金 2クール(夜間透析あり)
火・木・土 1クール
休診:日曜日、1月1日
臨時透析
随時受け付けております。日程等ご相談・お問い合わせください。
日常生活において注意したいこと
正常な腎臓は24時間活動していますが、血液透析では週に3回で、12〜15時間の限られた時間で腎臓の代役をしているだけです。血液透析では腎臓の働きすべてを補うことはできませんので、食事による調整と運動による体力保持、内服による調整が必要です。 暴飲暴食、好きな物だけ食べたりする偏食は避け、各個人に必要な栄養素の補給と、塩分、カリウム、水分を適切に減らしたバランスのよい食事を心がけましょう。 体全体の機能や筋力は想像以上に低下していきます。健康時と同じように社会生活を営むためには十分な体力が必要になります。必要以上の過度の運動は必要ありません。筋力・体力の保持には毎日適度な運動をすることが大切です。歩くことから始めてみましょう。 治療目的があって薬が処方されています。また服用方法によって効き方が違ってくるお薬もあります。服用時間・量を守って服用しましょう。市販の薬などは勝手に判断して服用せず、医師に相談してください。
健康時と比べると透析をしながら生活することは、実に大変なことだと思います。食事を制限し、尿毒素の発生を低く抑えるというのではなく、よく食べて、よく働き、その結果できた尿毒素は透析で十分取り除ければいいのです。体力や年齢に合わせたその時その時のマイペースを考えることが大切と思います。欧米と比べると日本における透析時間の長さはこの事を大切にしているからです。無理な透析は長続きせず危険でもあります。あなたの体の状態にあった透析をしましょう。
透析で体の中の水分量の調整を行います。透析を受けている人は便秘になりやすく、便秘になるとカリウム・水分・毒素などが排出しにくくなります。また食欲がおちてきたりもします。生活のリズムの中での排便を意識してみましょう。
透析を受けている人は、病気にかからないようにする働きや病気を治そうとする働きが低下し、感染しやすい状態といえます。 ・うがい、手洗いを習慣化し風邪などにかからないよう気をつけましょう。
・喫煙や飲酒はたしなむ程度に抑えておきましょう。
・身の回りを清潔にしておきましょう。